通勤中や人前に出るとき、洋服がびっしょり濡れるほどの脇汗が「恥ずかしい」「ニオイが気になる」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
 
脇汗対策には毎日ゆっくりお風呂につかることが一番簡単で効果的です。
 
お風呂につかることで汗腺が鍛られえ、脇汗をさらさらにして雑菌の繁殖を抑えるので、気になるワキガのニオイ対策にもなります。
 
今回は、脇汗の原因と対策、今日からすぐできる効果的な正しい入浴法をわかりやすく紹介します。

脇汗対策にお風呂が有効な理由

毎日お風呂にゆっくりつかって汗をたっぷりかくことは、脇汗を抑えたり、ワキガのニオイ対策につながる2つの理由があります。

汗腺を鍛える

運動不足、デスクワークが多い、エアコンの効いた室内で過ごす時間が多いなど、普段汗をかく習慣の少ない方汗を外に排出する汗腺の機能が低下しがちです。
 
汗腺が低下すると、べとつきやすいニオイのある汗をかきやすくなります。
 
毎日お風呂にじっくりつかると代謝が上がり汗腺が徐々に鍛えられ、さらさらで無臭の汗を全身にかく健康な体質に戻ります。

汚れを落とし清潔にする

脇汗の独特の嫌なニオイは、汗に含まれる皮脂やたんぱく質、アンモニアなどが雑菌と繁殖することで発生します。
 
入浴で汗腺を開くことで、ニオイの元となる汚れをしっかり洗い落とすことができます。

脇汗の原因とは?

脇汗には良い汗と悪い汗がある

脇汗にはさらさらの良い汗と、べとべとの悪い汗の2種類があります。

良い汗 悪い汗
汗腺の種類 エクリン腺 アポクリン腺
出る場所 全身 脇の下、乳首、下腹部など
特徴 さらさら べとべと
タイミング 運動・身体を動かすと出る じっとしていても出る
雑菌の繁殖 しにくい しやすい
無色 乳白色

エクリン汗腺(さらさらの良い汗)

エクリン汗腺は全身に存在し、日本人の身体には平均して230万個もの数があります。
 
体温を調節する働きがあり、汗の主成分は血液中の水分なのでさらさらで無臭です。
 
代謝を高めて血行を促進したり、老廃物を排出(デトックス)したり、毛穴のつまりを解消する作用があります。
 
弱酸性で、脇汗のニオイの元となる雑菌が繁殖しづらいという特徴もあります。

アポクリン汗腺(べとべとの悪い汗)

アポクリン汗腺は、脇の下や乳首など限られた場所の毛穴にある汗腺です。
 
皮脂やたんぱく質を含むため色は乳白色で、ドロドロしています。
 
アポクリン汗腺から出る汗に含まれる皮脂・たんぱく質などが皮膚表面の細菌によって分解されると、独特のツンとするニオイが発生します。
 

アポクリン汗腺から出るドロドロ汗は放置しないようにしましょう。
 
なるべくこまめに拭く制汗剤を利用するなどして脇を清潔に保つようにしましょう。

脇汗とワキガは別物

脇汗自体は無臭で、脇に汗をかくからワキガになるのではありません。
 
アポクリン腺から出た無臭の汗と皮脂や老廃物が混じりあい、雑菌が繁殖することでニオイが発生するのです。
 
ワキガはアポクリン腺の数が多く脇汗の量が多い体質の方がなりやすい症状です。
 
また、遺伝性が強いため両親がワキガだと子供もなりやすい傾向があります。
 
もし日常生活に支障をきたすほどニオイがきつく悩んでいる方は、ワキガ治療を専門に行っているクリニックもあるので一度相談してみましょう。

脇汗のニオイが増える原因と対策

生活習慣の変化によって今まで気にならなかった脇汗の量が増え、ニオイが気になることもあります。

脇汗のニオイが増える原因

  • 肉食中心の食生活
  • ストレスや疲労の蓄積
  • お酒・タバコを飲む量が増えた
  • 思春期(性ホルモンの分泌増加)
  • 肥満
  • 運動不足

脇汗のニオイ対策

肉食中心のたんぱく質の多い食事に偏った生活はアポクリン腺を刺激する要因です。ニオイが気になる方はバランスのよい食事を心掛けましょう。
 
ストレスや疲労、喫煙・飲酒などもアポクリン腺刺激の要因なので要注意です。
 
肥満体型で内臓脂肪の多い方は、脂肪がじゃまをして熱が外に放出されにくく普通の人より汗をかきやすくなっています
 
大量の汗に雑菌が繁殖するとニオイがきつくなるので、こまめに汗を拭き、身体を清潔に保つよう心がけましょう。

脇汗対策の正しい入浴法

脇汗対策の入浴方法で一番大切なポイントは、お風呂に入って汗腺を開いてから身体を洗うことです。
 
脇汗対策の正しい入浴方法・手順を紹介します。

入浴方法

①ぬるめのお湯にゆっくりつかる

熱いお湯にさっと入って一気に汗をかくのではなく、38度前後くらいのぬるめのお湯にじっくりつかってしっかり汗腺を開きましょう
 
たっぷり汗をかけるよう、入浴前に十分な水分補給を行うことも重要です。
 
ぬるめのお湯に毎日ゆっくりと入浴する習慣をつけると、汗腺が徐々に鍛えられ雑菌の繁殖しにくい汗をかけるようになります。
 

②湯船につかってから身体を洗う

汗腺が十分開いてから身体を洗います。ニオイが気になるあまりゴシゴシこすりすぎると肌に負担がかかるので注意しましょう。
 
殺菌・洗浄力が強すぎる石鹸(せっけん)で身体を洗うと、消臭に必要な菌まで奪ってしまうリスクがあります。

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高い消臭・殺菌効果で人気の脇汗対策ボディーソープ「デオシーク」などを使うのがおすすめです。

デオシーク ボディソープ

脇汗のニオイを抑えるスペシャル成分

重曹風呂


重曹弱アルカリ性なので、古い角質や皮脂など酸性の物質のニオイの元を分解し、中和する効果があります。
 
汚れ自体を分解し、取り除く作用もあります。
 
200リットルのお湯に軽くひとつかみ(約40グラム)の重曹を溶かすだけなので簡単に取り入れられます。
 
お湯は無臭で、残り湯を洗濯に使うこともできます。

脇汗のニオイの元の中でもアンモニアなどアルカリ性の物質の消臭はできません。

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ドラッグストアで、大容量で安く手に入り、お風呂のほかに掃除にも使えます。
 
コスパもよくておすすめです。

ミョウバン風呂


ワキガにミョウバンが効く!というのは有名ですね。
 
ワキガの臭いニオイの原因となる細菌は、皮膚の表面がアルカリ性になると多く繁殖します。
 
ミョウバン(無水硫酸カリウムアンモニウム)は酸性で、アルカリ性のニオイを抑えるためワキガに効果ありと言われます。
 
また、ミョウバンには制汗作用もあり、市販の制汗剤にも多く使用されています。
 
ミョウバン風呂は水50ml小さじ2分の1の焼きミョウバンを溶かしてミョウバン水を作り、お湯に混ぜて入浴します。

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アトピー肌や子供でも使えるほど肌に優しい成分なので、毎日安心して使うことができます。

重曹とミョウバンを混ぜるのはNG

酸性のニオイ成分を中和し皮脂汚れを分解する重曹と、汗臭の元アンモニアなどアルカリ性のニオイを中和するミョウバン
 
両方を使いたいところですが、重曹とミョウバンを混ぜて両方お風呂に入れるのは、お互いに効果を打ち消しあってしまうため避けましょう。
 

それぞれの特徴を理解し、どちらか一つを使用するのがおすすめです。

お酢風呂


は、殺菌作用と皮膚を弱酸性に保つ働きがあるためニオイの元となる雑菌の繁殖を防いでくれます。
 
酢に含有するクエン酸は、体内に存在しアンモニアと共にニオイの原因になる乳酸の分泌を抑制する働きもあります。
 
入浴時、湯船にコップ半分のお酢を入れるだけなので思い立った時にすぐ取り入れられますね。
 
入浴後の肌に酢のニオイがつくことはないのでご安心ください。

シャワーだけではダメ

シャワーだけでは汗腺機能を鍛えることができず、古い角質や皮脂などの汚れが落としきれず脇に残ります。
 
残った汚れは外で汗をかいたときに一気に外に排出され、ワキガの原因である雑菌繁殖を引き起こします。
 

夏場の暑い時期の入浴は、シャワーでさっと済ませてしまいたくなりますが、できるだけ湯船につかり汗腺をしっかり鍛えましょう。

お風呂上りのケアも重要


お風呂上がりは、すぐに清潔なタオルでやさしく拭き取りしっかり汗を乾かすことが雑菌の繁殖予防につながります。
 
お風呂上りに暑いからといってエアコンで部屋を冷やすのは、入浴で開いた汗腺が閉じてしまう原因となるため避けましょう。
 
自然に汗を乾かすようにするのがポイントです。
 
脇の汗がなかなかひかない方は、汗が落ち着くまでタオルを脇に挟んでおきましょう。

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汗が引いたら制汗剤を使ってケアしておくと脇汗から発生するニオイ対策になります。

脇汗対策の制汗剤をお試しレビュー

【効果が30時間持続】ハイネス

ハイネスは、低刺激で敏感肌でも安心して使える処方の制汗剤です。
 
アポクリン腺から出る汗を悪臭に変えるジフテロイド菌シメン5オールが強力に殺菌します。
 
他にも柿渋茶エキスなど抗菌力の高い天然成分を配合しています。

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メントール系の清涼感のある使用感なのに、肌への刺激がなく安心して使える点が魅力です。

口コミで話題のハイネスデオドラントを実使用!制汗&消臭効果を検証

【アルコールフリーで肌に優しい】デオエース

デオエースは、アルコールフリーで低刺激ポーランド製制汗剤です。
 
世界初の独自成分ISPによって、アルコール不使用なのにサラサラの肌をキープできます。
 
多くの制汗剤が朝使用するタイプが多い中、夜寝る前に塗って寝るだけなので忙しい人にもぴったりです。
 
寝ている間に成分がじっくり脇に浸透して、一日中サラサラ効果が持続します。

デオエースEXで汗、臭いゼロに?私の体験口コミ&制汗・消臭効果

まとめ

脇汗が増える原因はいろいろありますが、毎日ぬるめのお湯にゆっくりつかって入浴することは、誰でも共通して簡単にできる脇汗対策法です。
 
忙しいとついついシャワーでさっとすませがちですが、脇汗が気になる方は毎日入浴してさらさらの良い汗をたくさんかくことを心がけましょう。