思春期ニキビは、中学生・高校生ぐらいの時期多くの人が一度は通る道です。
 
でもなかなか治らないと「いつ治るんだろう・・」「このままブツブツだらけならどうしよう」と不安になりますよね?

  • 思春期ニキビが治らない理由は?
  • 早く治すにはどうすればよい?
  • ニキビ肌のスキンケア選びのポイントは?

今回は思春期ニキビが長引いて悩んでいる方の悩み解決のお役立ち情報を、わかりやすくまとめてみました。

思春期ニキビとは?いつまでできるの?

ホルモンバランスの変化が原因

思春期ニキビの主な原因はホルモンバランスの乱れです。
 
①成長ホルモン急激→ホルモンバランスが変化
男性ホルモンが増加
皮脂が過剰に分泌
④毛穴の周囲に皮脂が詰まる
⑤ニキビの原因菌アクネ菌や細菌が増殖し炎症
 
子供から大人への成長過程で、心や身体が急成長する10歳~18歳くらいまでの思春期はこのような流れでニキビができます。

ニキビが悪化しやすい季節は?

思春期ニキビの原因は過剰な皮脂ですが、皮脂の分泌量は気温の上昇とともに活性化します。
 

そのため1年の中で春~夏の皮脂量が最も多く、ニキビもできやすくなります。
 
春は、進学やクラス替えなど環境も変わりストレスを感じることも多い時期です。

yumi

ストレスがたまるとホルモンバランスが影響を受け、ニキビ悪化の要因になります

脂性肌に多くできる

過剰に分泌した皮脂が、毛穴の周りに詰まり、詰まった毛穴にアクネ菌が増殖・炎症することで思春期ニキビは発生します。

  • 体質的に皮脂分泌が多い
  • 脂性肌

そんな人は特にニキビができやすいので要注意です。

できやすい場所


思春期ニキビは、顔の中でも皮脂分泌の多い場所に集中してできやすいという特徴があります。

  • Tゾーン(おでこ・鼻)

など、主に顔の内側の皮脂分泌の多い部分に集中してできます。
 
特にTゾーンは、頬の7倍もの皮脂腺があるため最も毛穴が多く思春期ニキビができやすい箇所です。

思春期ニキビが治らない原因とは

成長速度には個人差がある

身長が急激に伸びる人もいれば、ゆるやかに伸びる人もいますよね?
 
思春期に骨や筋肉の成長のために急増する成長ホルモンの分泌量や時期には個人差があります。
 
思春期ニキビができ始めたり、治る時期は人それぞれです。小学校高学年からできる人もいれば、高校生になってから・中には大人になって初めてニキビができるなんて人もいます。

食生活の偏り

ニキビの原因「皮脂分泌」は、食生活の影響で過剰になることもあります。
 

糖分の多い甘い物が好き

「チョコレートはニキビを悪化させる」って聞いたことありませんか?
 
実はチョコレートがニキビに悪いのではなく、チョコレートに含まれる糖分「糖質」がニキビ悪化の要因です。

  • 糖質の分解・・過剰な皮脂を抑えるビタミンBを大量消費
  • 過剰な糖分・・脂肪となり、皮脂の過剰分泌の原因
yumi

チョコレートのカカオ自体がニキビの原因成分ではありません。食べる時は糖分や脂肪分に注意しましょう。

ファーストフード・揚げ物・加工食品が好き

フライドポテトや、揚げ物はおいしいですが脂質が多いため、皮脂量を増やしニキビ悪化の原因となります。
 

揚げ物に使う「何度も使って汚く・古くなった油」はトランス脂肪酸という、体をさびつかせ、ニキビや肌荒れの原因となる成分が多く含まれているので要注意です。
 
ニキビを悪化させる「トランス脂肪酸」はカップラーメンやスナック菓子、加工食品などに多く含まれています。

睡眠不足

「肌は寝ている間に作られる」と言われますが、肌は寝ている間にダメージを修復、新たな細胞が作られます。
 
寝不足になると、肌の代謝(ターンオーバー)が乱れて、老廃物が外に出ないのでニキビの治りも遅くなります。
 
また、睡眠不足は、ホルモンバランスの乱れの原因ともなり、成長期に必要な成長ホルモンの分泌にも悪影響を及ばします。

過度なダイエット

「痩せたい」との強い思いから食事を抜いたり、極端に減らしたり、過度なダイエットをしていませんか?
 
極端な食事制限は、肌に必要な栄養素が十分に届かなくなりニキビや肌荒れの原因になります。
 
特に、肌の健康に必要なビタミン各種やミネラルの不足は、肌の代謝を低下させ、外部刺激から肌を守るバリア機能の低下を引き起こします。

バリア機能が低下した肌は抵抗力が弱くなり、ニキビの炎症が悪化しやすくなります。

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ダイエット中でも栄養バランスのよい食事を心掛けましょう

思春期ニキビを早く治すにはどうすればよいの?

皮膚科を受診する

皮膚科では、ニキビの症状や状態に合わせた治療や薬(飲み薬や塗り薬)の処方をしてもらえます。
 
ニキビに悩んでいる方は、放置して炎症がひどくなり悪化する前に早めに受診するようにしましょう。

  • 内服薬処方(抗生物質・ビタミン・漢方など)
  • 塗り薬処方(アダパレン(毛穴詰まり改善)、エピディオゲル など)
  • 面皰圧出(毛穴につまった皮脂を専用の機械で押し出す)

飲み薬は、アクネ菌増殖を抑える抗生物質、炎症や皮脂を抑える薬ホルモンバランスを調整する薬、漢方薬などが処方されます。
 
塗り薬は、アクネ菌の増殖を抑えたり、炎症を緩和、毛穴詰まり解消などの薬が処方されます。症状によっては複数を混ぜたものが処方されることもあります。

市販薬を試す

「病院に行くほどでもない」「ポイント的にできたものを治したい」そんな方はニキビ用の市販薬を試してみるのも効果的です。

  • 塗り薬・・・即効性を求める人(アクネ菌に直接効果)
  • 飲み薬・・・ニキビ体質を改善したい(抗生物質・漢方・ビタミン剤など)
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塗り薬と飲み薬2種類ありますが両方の併用も可能です。

  • 皮脂をしっかり吸着
  • 詰まった硬い角質を柔らかくする
  • 炎症を抑える

塗り薬は、この3点の成分配合のものがおすすめです。

美肌効果絶大!ビタミンを摂取

成分名 効果 多い食品
ビタミンB2 皮脂分泌コントロール レバー・うなぎ・納豆・いわし・牛乳など
ビタミンB6 皮膚炎の予防 まぐろ・牛肉・いか・バナナ など
ビタミンC 炎症を抑える パプリカ・アセロラ・レモン・トマト など
ビタミンE ホルモンバランス整える うなぎ・オリーブ油・いわし・焼きのり など

ニキビの改善におすすめなのが、肌の代謝に良い影響を与える「ビタミン群」です。毎日の食事では不足しがちなので意識して摂取するようにしましょう。
 

ダイエットによる食事制限で食物繊維の摂取が減ると、便秘気味になり身体に毒素が溜まります。
 
血液を通して皮膚にも毒素が回りニキビが悪化しやすくなるので注意しましょう。

睡眠を十分にとる

受験勉強などで十分な睡眠時間の確保が難しい場合もありますが、なるべく22時から深夜2時の成長ホルモンの分泌が盛んな「ゴールデンタイム」はしっかり睡眠をしましょう。

熟睡すると、肌細胞が活性化し、ダメージを受け・炎症しているニキビ肌の修復につながります。

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新たな健康な皮膚が内側から作られるよう、睡眠時間は十分に確保しましょう。

思春期ニキビNG習慣!絶対してはいけないこと

ニキビをつぶす(炎症悪化、ニキビ跡)

赤く目立つニキビ・・気になって触ったり、自分で潰したくなりますよね?
 
潰すと内側の悪いものが全部出てくれるように思われがちですが、炎症を起こしている皮膚に刺激を与え、悪化させるだけです。

将来ニキビ跡に残って後悔しないために「ニキビを自分でつぶすのは絶対NG」です。

対処法~自分でつぶさず皮膚科へ

ニキビの種類によっては皮膚科で専用器具で跡にならなうようにニキビをつぶしたほうが治りがよい場合もあります。
 
皮膚科でニキビの状態を見てもらい、適切なケアの指導をうけましょう。

過度な洗顔

一日に何度も洗顔して清潔にしてるのにニキビが全然治らない?なんて人はいませんか?
 
過剰な皮脂は思春期ニキビの原因になりますが、皮脂には「肌を外部刺激から守る・保湿する・殺菌する」いう大切な働きもあり肌にとってなくてはならないものです。
 

必要以上の洗顔は皮脂を摂りすぎて、肌の乾燥やバリア機能の低下につながり、ニキビを良くするどころか悪化させます。

対処法~正しい洗顔を行う

  • 1日2回まで
  • スクラブ入り洗顔の使い方に注意

スクラブ入り洗顔は、余分な皮脂や角質を落とす力は最強ですが、過度に使うと肌が乾燥してボロボロになってしまいます。

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スクラブを取り入れるなら毎日ではなく週に1~2回程度に抑えましょう

ニキビは隠せば隠すほど悪化

おでこの赤いニキビを隠したくて行っていることが、ニキビ悪化の原因になるケースが多いです。

  • 前髪で隠す・・前髪の油分や汚れが肌に刺激を与える
  • コンシーラーで隠す・・コンシーラーの油分で毛穴の炎症悪化

前髪はピンでとめるなどなるべくおでこにかからないようにしましょう。

yumi

学校ではおでこを出すのは恥ずかしい・・という場合、自宅にいる間だけでも是非心掛けてみてください。

ニキビを早く治したい!スキンケア選びのポイント

スキンケア選びの3つのチェックポイント

思春期ニキビを早く治すためには、毎日の肌のお手入れの中でニキビ有効成分配合のものを使うのが近道です。

  • ニキビ有効成分配合(殺菌・抗炎症)
  • ノンコメドジェニック化粧品(ニキビになりにくい処方)
  • オイルフリー(油分によるニキビ悪化防止)

ダメージを受けデリケートになっているニキビ肌はお手入れの際肌をなるべくこすったり刺激しないことも大切です。

炎症を抑える【グリチルサンジカリウム】

別名:グリチルリチン酸2K、グリチルリチン酸ジカリウム

  • 炎症を抑え、アクネ菌の増殖を防ぐ
  • 美白作用があり、ニキビ跡を防ぐ

炎症を抑える効果が高く医薬品や市販のニキビケア化粧品に多く使用される成分です。ニキビの予防効果はないですが、炎症した赤ニキビに悩む方におすすめの成分です。
 

オイルフリーで安心して使える!オルビス薬用クリア

周期ニキビ対策に!オルビス薬用クリアの体験口コミ&成分効果まとめ

抗菌・殺菌作用が高い【サリチル酸】

  • アクネ菌の増殖を防ぐ
  • 角質を柔らかくする

この2大効果からニキビケアに多く使用される成分です。硬くなった角質を柔らかくすることで、毛穴に皮脂が詰まりにくくなるので、ニキビの予防や悪化防止につながります。
 
また、防腐効果の高い成分なのでアクネ菌を殺菌、増殖を防いでくれます。

刺激の強い成分なので、配合量によっては肌が乾燥するので注意しましょう。
 

ニキビケア知名度抜群「プロアクティブ」にも配合

プロアクティブをお試しした!体験レビューと効果、口コミまとめ

ビタミンC,ビタミンC誘導体

  • 皮脂を抑制
  • 炎症・赤みを抑える
  • 肌のターンオーバーを促進
  • ニキビ跡を防止・改善

ビタミンCは、皮膚科のニキビ治療でよく処方される美肌効果の高い成分でニキビ肌改善にも効果的です。
 
ビタミンCを、肌に浸透しやすい状態に改良したものがビタミンC誘導体で、多くのニキビケア化粧品に配合されています。
 

クレーター状のニキビ跡に効果あり!ビーグレンニキビ跡ケア

ビーグレン「ニキビ跡ケア」体験レビュー&口コミ、評判まとめ

イオウ

古くから皮膚科のニキビ治療にも用いられる思春期ニキビに有効な成分です。
クレアラシル・ビフナイト・アクネスニキビ治療薬など有名な市販ニキビ薬にもすべて硫黄が配合されています。

  • 角質を柔らかくして毛穴の詰まりを防ぐ
  • 高い殺菌作用でアクネ菌を減少させる
  • 皮脂分泌を抑制し肌表面を乾燥させる

硬くなった角質を柔らかくし、詰まった毛穴の出口を開いてくれるのでニキビの悪化を防いでくれます。
 

注意点としては、皮脂を抑える力が強力な一方、肌が乾燥するという点です。
 
肌のバリア機能が低下し、乾燥している「大人ニキビ肌」に使うとニキビ悪化の危険もあります。
 

ニキビの原因毛穴づまりを予防する!ファンケルアクネケア

大人ニキビ繰り返さない!ファンケルアクネケア体験レビュー&口コミ

思春期ニキビには毎日正しいケアを

思春期ニキビがなかなか治らない人は、正しいケアをおこなわないと大人になったとき「ニキビ跡」に残って後悔する危険があります。
 
今回ご紹介した毎日の生活習慣・食事・肌のお手入れ方法の見直しは、すぐにできることばかりなので是非取り入れてみてください。
 
炎症のひどいニキビは放置せず早めに皮膚科を受診するようにしましょう。