ほうれい線があると、それだけで見た目年齢がぐっと上がってしまいます。
できればほうれい線のない、若々しくてハリのある肌をキープしたいですよね?
- ほうれい線の原因は?
- 簡単にできるほうれい線対策は?
- ほうれい線におすすめの化粧品は?
今回はほうれい線ができる原因や、自宅ですぐにできる対策法、おすすめの化粧品などをわかりやすくまとめてみました。
是非ほうれい線の予防・対策に取り入れてみてください。
目次
ほうれいせんとは?
小鼻の脇から口の端に向けてカタカナの「ハ」の字にできる2本の線を言います。
たった2本の線ですが、あるだけで顔の見た目年齢を上げてしまいます。逆にほうれい線がないハリのある肌は若々しく見えます。
放っておくと、年齢と共にどんどんほうれい線は深くなり、目立つようになります。

ほうれい線の原因と対策を知り早めにケアすることが大切です。
ほうれい線ができる4つの原因
加齢による真皮の衰え
ほうれい線の最大の原因は肌の奥でハリや弾力を保つ真皮の衰えにあります。
40歳くらいから真皮の老化が始まり、肌の弾力を保つコラーゲン・エラスチンを新たに作り出す「繊維芽細胞」の働きが衰えます。
弾力成分コラーゲン・エラスチンが減少するので、肌にほうれい線やシワ・たるみが目立ちやすくなります。
真皮にまで到達したほうれい線は、溝がくっきりと深くて目立ちやすくなります。そうなる前に早めに対策をすることが肌の若々しさを保つためには絶対必要です。

コラーゲンは50代では20代の約半分まで低下します
肌の乾燥による小じわ
肌が乾燥することで、肌表面に「乾燥ほうれい線」ができます。加齢にともなうほうれい線と異なり、20代~30代の若い女性にも見られます。
肌が乾燥するとターンオーバー(肌の代謝)が乱れ、水分を保つ機能が低下します。表面の角質層が硬くなり、かさつきしわっぽくなります。
頬を上に引っ張ってみて線が消えるようなら、肌表面(表皮)の乾燥によるほうれい線です。

放置し真皮の奥までしわが深くなる前に、保湿ケアを徹底し、肌のターンオーバーを整えるようにしましょう。
乾燥ほうれい線におすすめの化粧品「ビーケーエイジ」
紫外線によるダメージ
紫外線を浴びると「活性酸素」が発生し、ハリを保つコラーゲンやエラスチンを生み出す線維芽細胞がダメージを受けます。特にUV-A波はしわ・たるみの原因となります。
紫外線による光老化は、肌の老化原因の8割を占めるといわれるほどです。
それだけでなくコラーゲン繊維の一部を破壊してしまうので、肌のハリや弾力の著しい低下につながるリスクがあります。
活性酸素は、皮膚の代謝を低下させ、乾燥肌を引き起こす原因にもなり、シワやたるみの増加につながります。

ほうれい線予防には徹底した紫外線対策を行いましょう
表情筋の衰え
加齢によって肌の下で頬や口元を支える表情筋という筋肉が衰えることもほうれい線の原因となります。
表情筋の衰えによって口元や頬の脂肪が支えきれなくなり、重力の影響で下に落ち溝が目立ちやすくなるためです。

デスクワークで無表情でパソコンに向かいがちな方は、特に表情筋を使う機会が少なく働きが低下しやすいので注意しましょう。
ほうれい線に効果的な対策法は?【日常生活編】
道具不要!かんたん表情筋エクササイズ
ほうれい線が気になる部分を、手でぐっと上に引き上げてみてください。目立たなくなりませんか?
表情筋を鍛える簡単エクササイズを毎日取り入れるだけで、手で引き上げた時と同じようなリフトアップ効果が期待できます。
アラフォーの私が毎日継続し、効果的だと感じているエクササイズをご紹介します。
- 口を閉じ、舌で口の内側をしわをのばすように大きく一周する
- ほうれい線部分は舌で外に押し出すように動かす
- 一周したら、反対周りを3セット行う
シンプルですが、これを繰り返すだけです。思いたった時にすぐにでき、内側からほうれい線をしっかり刺激し、筋肉を鍛えてくれます。

以前美魔女の有名人がテレビで紹介し、大反響のあったエクササイズ方法です。
マッサージ(むくみ解消、老廃物流す)
「ほうれい線予防には毎日マッサージ。それをさぼったらたるむよ!」
私が美容部員時代、50代とは思えない美肌を誇る美容マネージャーが口癖のように言っていました。
マッサージで血行を促進し、老廃物をリンパに流してあげることで肌の代謝がよくなります。
マッサージのポイントは
- 手をやさしく大きく、顔の内側から外側に動かす
- フェイスラインは両手で頬を引き上げた状態で数秒キープ
- 最後は首筋に向かって手を動かし、老廃物を流す
ほうれい線を何とかしたくて、無理やり肌をひっぱったり、強くたたいたりするのは逆効果なので絶対やめましょう。

マッサージが面倒というかたは、顔の上をコロコロするだけでマッサージしてくれる美容ローラーを活用するのもおすすめです。
規則正しい睡眠
夜寝ている間に分泌される成長ホルモンによって肌は代謝(ターンオーバー)を行い、その日の肌ダメージを修復しています。
十分な睡眠をとらないと肌の代謝・修復がうまくいかなくなり、肌が乾燥しシワができやすくなります。
特にターンオーバーが最も盛んな時間帯(ゴールデンタイム)と言わる夜22時~深夜2時くらいまでの間は熟睡しているのが理想です。

なるべく0時前には就寝し、1日6時間は睡眠時間を確保するようにしましょう
ほうれい線対策スキンケアのポイント
保湿を徹底する
肌表面の「乾燥ほうれい線」を防ぐために保湿成分高配合のスキンケアアイテムを取り入れ、肌表面にしっかり潤いをキープし、乱れがちなターンオーバーを整えましょう。
代表的な保湿成分
- セラミド(水分を保持し外部刺激から肌を守る)
- ヒアロルン酸(潤いとハリを保つ)
- スクワラン(潤いを与え、ターンオーバー正常化)
- コラーゲン(ハリや弾力を保つ)
- エラスチン(コラーゲンに絡みつき弾力を与える)
- プロテオグリカン(保湿力がヒアロルン酸の1.3倍)
紫外線対策は必ず行う
紫外線を浴びることによって発生する活性酸素による真皮ダメージを防ぐため、紫外線対策は夏だけでなく必ず通年で行いましょう。

外出前、朝のスキンケアにUVカット機能のあるお手入れ品を取り入れる習慣をつけましょう。
◆紫外線の活性酸素ダメージを防ぐなら◆
2018年12月13日主治医が見つかる診療所で紹介された老化予防成分アスタキチンサン配合。抗酸化力はビタミンEの100倍!
肌にハリを与える成分配合のものを使用する
肌のハリや弾力によい影響を与える美容成分配合の化粧品を選びましょう。
コラーゲンやエラスチンを作り出す線維芽細胞をアップさせる働きの高いものを選ぶのがポイントです。
【消えないほうれい線】に効く成分
成分名 | 働き |
---|---|
パントテン酸 | ターンオーバー促進 |
ビタミンC誘導体 | コラーゲン生成促進 |
レチノール(ビタミンA) | 皮膚の修復 |
トリペプチド | コラーゲン組織活性化 |
ナイアシン(ビタミンB3) | コラーゲン生成・代謝促進 |
プラセンタ | 繊維芽細胞の増殖・修復・再生 |
しわ改善の医薬部外品
しわ改善効果が認められた厚生労働省認可の医薬部外品の化粧品を使うのもおすすめです。
商品名 | 独自成分 |
---|---|
エリクシールエンリッチドクリーム | 資生堂 純粋レチノール |
ポーラ リンクルショット | ポーラ・ニールワン |
コスメデコルテiP.Shot アドバンスト | コーセー・ナイアシンアミド |

さきほど保湿成分で紹介した成分もすべて肌のハリ・弾力UP効果が期待できます。
ほうれい線におすすめ化粧品【お試しレビューあり】
再生医療センター開発【シグナリフト】
肌の若返りを研究する再生医療センター開発のコラーゲンを増やす注目の独自成分「シグナペプチド」配合の美容液です。
減少したコラーゲンを補うだけでなく、内側から作り出してくれるので若々しくハリのある肌へ導いてくれます。
加齢によって失われたグロスファクター(成長因子)と呼ばれる肌の成長促進成分も贅沢に配合しているので、肌本来の持つ美しさを取り戻すサポートもしてくれます。
ビーグレン たるみ・ほうれい線ケアセット
「ほうれい線」「たるみ」の悩みにピンポイントで特化したほうれい線のための化粧品です。
メインとなる化粧水QuSomeローションは、浸透力が従来の36倍、有効成分が肌の隅々までくまなく浸透してくれます。
成分を外から与えるだけでなく、内部のセラミドを増やして定着させるので、肌の弾力を高めてくれます。
洗顔・マッサージ・ビタミンC美容液・クリームそれぞれに高いアンチエイジング・リフトアップ・ほうれい線ケア効果があります。
チェルラーブリリオ
東京大学と共同開発したコラーゲンを増やし、肌のハリや弾力をUPする「卵殻膜エキス」を95%高濃度配合したアンチエイジング美容液です。
- 紫外線で発生した活性酸素を除去するフラーレン
- 細胞の成長や再生をサポートするEGF
ノーベル賞受賞の2大アンチエイジング成分、ヒアロルン酸の1.3倍の保水力の注目成分プロテオグリカンなどほうれい線ケア有効成分が豊富です。
エイジスト美容液・サプリ
肌本来がもつ美しさを取り戻す「再生力」を高めてくれる注目の美容成分プラセンタ配合の美容液&サプリです。
ハリ・弾力の元繊維芽細胞の加齢による衰えを回復させてくれるので、コラーゲン・エラスチンの生成も増加し、たるみによるほうれい線を目立ちにくくしてくれます。
美容液で肌の外側から、サプリで肌の内側からプラセンタをはじめとする豊富な美容成分を一度に補える点が魅力です。
ほうれい線の原因を知り、適切なケアを
ほうれい線は、加齢による真皮の衰え、紫外線によるダメージ、乾燥、表情筋の衰えなどが原因で発生します。
ダメージを受けた真皮の状態を高めてあげることがほうれい線を解消し、若々しいハリのある肌を取り戻す近道です。
悩んでいる方は、是非今回ご紹介した対策法や、おすすめ化粧品をお試しになってみてください。