早食いは「太る」「健康に悪い」って噂を聞いたことはありませんか?
ただの都市伝説ではなく、実際に早食いはBMIが高く太りやすいと厚生労働省の健康情報サイトで紹介されています。
- 早食いにはどんなデメリットがあるの?
- どうして太るの?
- 太らない食べ方のコツは?
- 早食い予防法や改善グッズは?
普段から早食いになりがちで、最近体型が気になってきたそんな方は是非参考にしてみてください。
目次
早食いのデメリットとは?
食べ過ぎになりやすい
子供のころ「よく噛んで食べなさい」と言われた経験はありませんか?
食べ物を摂取すると、脳の満腹中枢が反応し身体に満腹感を知らせますが、反応するまでには約15分ほどかかるといわれています。
早食いの人は脳が満腹と感じる前に必要以上の量をたくさん食べてしまうため過食になりがちです。
血糖値が急上昇し脂肪を蓄えやすくなる
食事によって腸内に糖分が運ばれると血糖値が上昇、血糖値を下げるインスリンというホルモンが分泌されます。
インスリンは血液中の余分な糖分を脂肪に変える別名肥満ホルモンとも呼ばれる物質です。
早食いによって血糖値が急上昇するとインスリンも急激に分泌され、その結果インスリンによって糖の多くが中性脂肪として蓄えられてしまいます。
血糖値が高い状態が続くと、余分な糖分が体内にあふれたんぱく質と結合し糖化と呼ばれる身体の老化現象の原因にもなります。
胃腸に負担がかかる
早食いの人は食べ物をよく噛まず飲み込んでしまう傾向があり、消化するために胃腸に多大な負担が生じます。
胃腸に負担がかかることで胃酸分泌に乱れが生じ消化不良になります。その結果必要な栄養素が身体に吸収されなくなってしまいます。
早食いをすると太るって本当?
早食いで太るメカニズム
早食いと肥満の因果関係については、厚生労働省の生活習慣病予防のための健康サイトにも紹介されています。
出典:厚生労働省e-ヘルスネット「早食いと肥満の関係」
35~69歳の成人男女5000人弱を対象とした調査で、早食いの人はBMI値(肥満度)が高く肥満になりやすい、との衝撃的なデーターが公開されています。
- 満腹中枢が刺激される前に必要以上に食べ過ぎてしまう
- 血糖値が急上昇し、食べたものが中性脂肪として蓄えられやすい
この2点が原因となり、早食いの人は太りやすくなります。
早食いで噛む回数が少ない人は食後のエネルギー消費も少なく、結果としてよく噛で食べる人よりも太りやすくなります。
太らない食べ方コツは?
食事の際よく噛んでゆっくり食べることは、満腹感を得やすくなり結果として食事量が減り、食後のエネルギー消費も増えるので太りにくくなります。
食事制限をしたり、食事量を変えるわけではないのですぐに実行できるシンプルで簡単な方法です。
食事の際、1口食べたら、箸を置いてよく噛んでから次の食べ物を食べる!それだけです。
早食いの人は口の中にまだ食べ物が入っているにも関わらず、どんどん次を食べてしまう傾向にあるため注意しましょう。
食事の際、柔らかい物ばかりでなく噛み応えのあるもの(根菜類など)を取り入れるようにするのもおすすめです。
1口で最低30回は噛むようにしましょう。
いきなり増やすのがきつければ、普段の回数プラス5回~少しづつ増やしていくと慣れてきます。

よく噛むことは、口回りの筋肉を刺激するので小顔効果もありますよ
太らない食べ方の順番
太らないためには、食べる順番を意識して血糖値の急上昇を避けましょう。
食べる順番で太るか太らないか決まるとも言われるほど、食べる順番は大切です。
太る原因糖質によって血糖値が上昇、インスリンが分泌されることを防ぐためにはこの順番で食べるのがおすすめです。
脂肪吸収を抑制する働きのある食物繊維豊富な野菜を先に食べる習慣をつけましょう。

主食の炭水化物は糖質の塊なのでできるだけ最後に食べるように意識しましょう。
早食いを予防する方法
さきほど太らない食べ方としてご紹介したよく噛んで食べるのが早食い防止の基本になりますが、他にもいくつか効果的な方法をご紹介します。
食事時間にゆとりをもつ
食事時間にゆとりをもつようにすることは、噛む回数も増え早食い予防に効果的です。
忙しいと時間に追われ、ついつい早食いになり噛む回数も少なくなりがち。なるべく食事時間はしっかり確保するようにしましょう。
一人で食べない
友人や家族と会話し、楽しみながらの食事は自然と早食い防止になります。
逆に一人で食べる食事は、食欲を満たすために黙々と食べることによって、どうしても早食いになりがちです。
他の人とシェアしながら食事することも、早食い&食べ過ぎの防止になります。
単品より品数の多い定食メニューを選ぶ
カレーライスや丼ものなどの単品メニューよりも、一皿に盛られている量が少なく品数豊富な定食メニューを選ぶようにしましょう。
箸を口に運ぶ回数が増え、早食い防止になります。
【早食いデブ体質改善】おすすめアイテム4選
痩せ箸(ダイエット箸)
テレビでも取り上げられた早食いを抑制するための画期的な箸が痩せ箸です。
先端部分が特殊素材で柔らかくなっています。
- 大きい食材は持ち上がらない
- 先端が曲がり、ものを挟むのに時間がかかる
- 一口サイズにしないと口に運べない
このような効果で早食い防止に効果があります。
テレビにも出てた話題の痩せ箸気になってて購入しました。
ほんとに食べるペースが変わりました!
ゆっくり食べるので満腹感も出て、食べる量も前より少なくなりました!
無理な食事制限をしている感じもないので続けられそうです。引用元: Amazon購入者レビュー
んー…
私には合わなかった。
あまりに掴めなくて、めんどくさくて、使わなくなった。
それが、狙いなんだろうけど!
性格の問題かな(>_<)引用元: Amazon購入者レビュー
元々早食いだったのに、子供ができてから更に早食いに。
その影響か量も食べてしまうし太ってくるし~で見つけた事の商品。
掴みにくい!!(笑)
けど、これを使う事で早食いしないように意識するのでいいと思います引用元: Amazon購入者レビュー
購入者レビューには賛否両論ありますが、どうしても箸をゆっくり口に運べないそんな方は一度試す価値ありです。
ファンケル カロリミット(脂肪の吸収を抑制)
実はライターの私も早食い気味で太りやすいのが気になっており・・色々なダイエット系サプリを試しました。
その中で手ごたえを感じ、愛用し続けているのがファンケルのカロリミットです。
食事の前に4粒飲むだけで、食事からの糖質や脂肪の吸収をカットしてくれる早食いさんに一押しのサプリです。
食事時間が十分にとれない時、甘い物をたくさん食べるときなど直前に飲んでおくと、翌日体重計にのっても増えていないんです。
「飲むだけで痩せる」ものではないですが太りにくくなりました。
今ついている脂肪を落としたい人にはおすすめしませんが、血糖値の上昇を防ぎ肥満防止したい!という方にぴったりです!!

コンビニやドラッグストアでも手軽に買えます♪
お試しサイズもありますよ。
もっとすっきり生酵素(代謝サポートサプリ)
早食いによる食べ過ぎで胃腸に負担がかかり、消化不良になりがちな方におすすめなのが代謝サポートサプリもっとすっきり生酵素です。
食べ物を消化する際に使用される消化酵素、脂肪を燃焼させる代謝酵素を生きたまましっかり補えるからです。
消化・代謝酵素は加齢によって体内からどんどん減少するので、ダイエットを意識する人には積極的に摂取してほしい成分です。
体内で代謝促進・脂肪分解酵素生成のサポートをしてくれるアマニ油・えごま油も配合されているので、ついてしまった脂肪に悩んでいる方にもおすすめです。

無味で飲みやすいカプセルを1日2~5粒飲むだけ!手軽に無理なく取り入れられます。
生漢煎防風通聖散(第2類医薬品)
「早食い習慣のせいでお腹まわりにすでに脂肪がつきはじめた」そんな方に試して欲しいのが脂肪を落とす漢方薬生漢煎防風通聖散です。
- 脂肪を落とす生薬18種配合
- 飲むだけで代謝UP
- 有効成分の配合量が医療用と同等
お腹周りの脂肪を減らすので有名な市販薬ナイシトールと同じ、防風通聖散エキスという漢方薬が主成分になっています。
防風通聖散は、脂肪燃焼効果と余分な脂肪の排出効果が高いため医療機関でメタボリックシンドロームの治療に使用されることもあります。
※比較的体力がある方向けの漢方なので、虚弱体質の方・早食いによって胃腸の荒れがひどいときの使用は避けてください。
まとめ
早食いは、太ります!!
満腹中枢が機能する前にたくさん食べ過ぎてしまう、胃腸に負担がかかる、脂肪をため込みやすいなど、あなたの身体をデブにしてしまう要素がたくさんです。
「すでに早食いで太ってしまった」「なんとかダイエットしたい」と考えている方は、まずは自分の早食い習慣を改善するように意識しましょう。