身体にいいと言われ、昔から親しまれている「甘酒」。豊富な美肌成分とダイエットのサポート力で、現在では美容飲料としても大人気です。
 
しかし、甘酒の効果をきちんとえるには、摂りいれ方がポイント。今回は、甘酒の上手な飲み方と甘酒ダイエットの方法をご紹介いたします。

甘酒とは?

飲む点滴

 
甘酒は、「飲む点滴」「飲む美容液」などと称されるほど、栄養価が高いことで知られる伝統的な飲料です。
 
寒い季節のイメージが強くありましたが、健康や美容、ダイエットをサポートすることから、美容業界も再注目。今では一般的にも支持されている美容ドリンクなのです。

甘酒の種類

 
甘酒の種類は大きく分けて2つあります。ひとつ目は米麹甘酒、ふたつ目は酒粕甘酒です。米麹甘酒は、米に米麹を加えてつくられた甘酒。砂糖を加えておらず、美容効果の高さが特徴です。
 
酒粕甘酒は、酒粕を水で溶いて砂糖で甘みを足してあります。アルコールが含まれているので子供が飲むのはNG。米麹甘酒に比べてカロリーも高くなります。
 

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味の違いはもちろん、効果や役割も違ってくるで、自分に合った方を飲むようにしましょう。

甘酒の美容効果

目のクマの改善

 
甘酒の美容効果で有名なのが、目のクマの改善です。甘酒の効果を研究している森永製菓によると、酒粕と米麹の甘酒をとることで目の下のクマ改善に効果的であったということです。
 
甘酒には皮膚の表面温度を上昇させる作用があるため、有効とされているのが青クマです。クマにはいくつか種類があり、青クマは血行不良が原因のため、改善に期待ができるといえます。

ニキビ肌・肌荒れの改善をサポート

 
甘酒にはビタミンB群が豊富に含まれており、美肌にみちびく作用があります。ビタミンB2B6は皮膚の代謝活動に関わる栄養素、美肌をつくるのに欠かせない成分です。
 
また、皮脂の分泌を抑制する作用があるため、ニキビができやすいひとも見逃せません。皮脂をコントロールしてくれるため、ニキビができにくい健やかな肌に整えてくれるのです。

肌に透明感をあたえる

 
甘酒には、メラニンの生成を抑えてくすみを防ぐコウジ酸が含まれています。シミやそばかすの予防に効果的で、クリアな肌にみちびくのです。
 
ほかにも、抗酸化作用のあるエルゴチオネインフェルラ酸が、肌老化の原因となる活性酸素を抑制します
 
エルゴチオネインはエイジングケア成分として知られるビタミンEのおよそ7,000倍もの抗酸化作用があり、フェルラ酸も美肌成分として知られるポリフェノールの一種なのです。

美しい爪や髪をつくる

 
甘酒に含まれているビオチンは、皮膚や爪、髪の健康保持に必要な成分です。甘酒を飲むことで、爪や髪をつくるたんぱく質を機能させる作用があります。
 
さらに、甘酒には食事からとるべき9種類の必須アミノ酸が含まれおり、美しい髪や爪先を整えて維持してくれる効果があるのです。

甘酒のダイエット効果

脂肪の分解

 
甘酒には脂肪を分解してくれる酵素、リパーゼが含まれています。消化をサポートし代謝の向上が期待できるので「甘酒を飲むだけで痩せる」と話題になりました。
 
体脂肪を分解する働きもあるので、ダイエット効率をあげてくれるサポートアイテムとしても役立ちます。エネルギー転換で疲労回復効果もあり、まさにダイエット向きのドリンクなのです。

腸内環境を整える

 
腸内環境を整えることは、ダイエットを成功させるうえでも美容面でも必要条件。甘酒には、オリゴ糖植物性乳酸菌など、腸内環境を整える成分がたっぷり含まれているのです。
 
便の排出を促す食物繊維と相乗して整腸効果が期待できます。便秘解消によるダイエット効果があり、痩せやすい体質づくりにもぴったりです。
 

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腸内環境が整うと美容成分をきちんと吸収できるので、美肌作りにも効果的なんです。

満腹感をえられる

 
ダイエット中は食べれないことへのストレスや、本当はお腹が減っていないのに食べてしまうニセの食欲が存在します。ダイエットを挫折する多くの原因が食事にあるので、満腹感えられる甘酒はかなりのサポートアイテムです。
 
甘酒に含まれるブドウ糖には、血糖値を上昇させる働きがあり満腹感がえやすくなります。また、食物繊維はお腹にたまり、甘酒特有のドロドロの口当たりが、さらに満腹感を高めてくれるのです。

甘酒の取り入れ方

おすすめは1日2杯

 
甘酒の効果を感じられやすいのは1日2杯と言われています。とくに朝一で飲むと、疲労感の緩和、便通の促進、イライラの解消など、1日を過ごしやすいものに変えてくれるのです。
 
酒粕でつくられた甘酒には清酒酵母が含まれており、睡眠を誘発するアデノシンA2A受容体を活性化させる働きがあります。夜に飲むことで睡眠の質を上げ、肌の再生や修復力も向上させてくれるのです。

食前に飲む

 
血糖値をあげる甘酒は、食前に飲むのがおすすめ。食前20分に飲むことで満腹感を高め、食事の量を減らすことができます。
 
ダイエットはストレスフリーで行なえるかが成功のカギ。ついつい食べ過ぎてしまうひと、食欲に負けそうという時におすすめです。

甘酒のアレンジレシピ

 
甘酒はそのまま飲むだけでなく、アレンジしても人気な飲み物。甘酒が苦手なひとも、味を足すことで飲みやすくなります。

  • 甘酒+生姜 … 体を温める効果をプラス
  • 酒+豆乳 … たんぱく質をプラス
  • 甘酒+バナナ … おやつ代わり、便秘解消をサポートする

 
上記は定番人気の組み合わせ。さまざまな効果や味をプラスして、ライフスタイルにあった摂りいれ方をしてみましょう。

甘酒ダイエット

置き換えダイエット

 
ダイエット効果のある甘酒。食事と置き換えることで、カロリー減だけでなく甘酒でえられる効果をとりいれて効率よくダイエットができるのです。
 
朝食と置き換えることで腸の働きを活発化、間食としてとりいれることで満腹感・、満足感を高める、夜食と置き換えて1日のカロリー摂取を抑えます。

甘酒ファスティング

 
ファスティングとは断食のこと。甘酒ファスティングは、断食中に口にするものを水と甘酒のみとし、腸内環境をリセットするダイエット目的のファスティングです。
 
短期集中で痩せることができることで、人気の高いダイエット。また、暴飲暴食しがちなひと、飲み会続きで体が疲れているひとには、定期的なリセット法としてもおすすめです。

甘酒を摂りいれる時のポイント

飲み方

 
甘酒の1日の摂取量目安は200ml。少なすぎても効果が薄く、かといって飲みすぎると糖質を摂取しすぎるので注意しましょう。
 
摂取目安をきちんと守ることで、効果的に甘酒の栄養分を取り入れることができます。一気に流しこむのではなく、ちょびちょび飲むのがポイントです。

甘酒の選び方

 
甘酒は目的に応じて選ばなければ、逆効果となってしまう可能性もあります。ダイエットしたいなら米麹が原料の甘酒を選びましょう。
 
酒粕の場合は砂糖が含まれているので、カロリーオーバーしてしまう可能性も高くなります。また、米麹が原料でも市販のものは砂糖が加えられていることもあるので、砂糖の有無をチェックすることもポイントです。
 
目のクマを改善したいなら、酒粕と米麹のダブル。睡眠の質を向上させたいなら酒粕原料の甘酒をチョイスしてください。

温めに注意!

 
美肌成分が豊富な甘酒ですが、熱に弱いビタミンが多く含まれているのも特徴です。加熱しすぎるとせっかくの美肌成分が壊れてしまうので注意してください。
 
温かくして飲みたい場合は、60度以下の温めが推奨されています。効果的に摂取するため、温めすぎないように気をつけましょう。

まとめ

 
美容にもダイエットにも◎な美のドリンク「甘酒」。ポイントを抑えることでより効果的に、効率よく身体の変化を実感できるかもしれません。
 
甘酒を試したことがないひと、その効果を実感してみたいひとは、ぜひライフスタイルにとりいれてみてはいかがでしょうか?